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研究成果

低酸素脳症患者の視覚認知特性:視線解析研究

低酸素脳症患者の視覚認知特性に関する視線解析研究が、Progress in rehabilitation medicineIFなし、日本リハビリテーション医学会英文誌)に掲載されました。
視線制御機能のBottom-up機能、Top-down機能に着目して視線解析を行ったところ、低酸素脳症患者は両機能に支障を認めることが明らかとなりました。
低酸素脳症患者は、視覚認知障害を呈す可能性があるものの、関連する脳局所病変の検出が十分行えないことから、視線解析は低酸素脳症の病態解明に有用であることが明らかとなりました。
https://doi.org/10.2490/prm.20240024