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研究成果

脳出血後のヘミヒョレアに対する反復経頭蓋磁気刺激(rTMS)療法の有用性

脳出血後にヘミヒョレアを呈した症例に対して、反復経頭蓋磁気刺激(rTMS)療法の低頻度刺激の有用性に関する症例報告が国際誌Acta nurologica Taiwanicaに掲載されました。これまでにヘミヒョレアに対するrTMSの有用性の報告は1例ありましたが、手法の異なるθバースト法についてでした。我々の報告では、1Hzの頻度の磁気刺激であり、国内で一般的に行われている手法で有用であったことを報告しました。ヘミヒョレアに対する治療法の選択肢は極めて限られますが、rTMSも一つの手法になりえると考えられます。


https://journals.lww.com/ant/fulltext/2024/04000/treatment_of_intracranial_hemorrhage_induced.9.aspx