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研究成果

他人の手徴候に対する言語キューを用いたリハビリテーションの有用性

他人の手徴候に対し、言語キューを用いたリハビリテーションにより他人の手徴候が改善した症例の報告が、CureusIF=1.0)に掲載されました。
他人の手徴候は手の自己所有感が失われ、勝手に動いてしまうといった稀な徴候です。これに対し、言語キューを用いたリハビリテーションでは、他人の手徴候が出ていることを指摘し、意識づけをして意図的に使用することで自己所有感を取り戻し、症状を軽減させることを狙っています。一種の認知行動療法の1つですが、これまでにごく少数の報告に留まっており、国内でのその有用性の症例報告は初めてです。本報告は脳卒中リハビリテーション医学分野において、重要な貢献となると思われます。

https://www.cureus.com/articles/291883-verbal-cue-rehabilitation-exercises-are-effective-for-the-mixed-callosal-frontal-variant-of-alien-hand-syndrome-following-stroke#!/